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小麦粉の歴史

古代、小麦は雑草だった!?

小麦粉の歴史は、紀元前7000年頃の西アジアに始まります。
狩猟生活をしていた大昔の人達は、安定した食物確保の手段として雑草でおなかを満たす知恵(のちの農耕文明)を見つけました。この雑草が小麦の一種だったようです。その食べ方も次第に進化していき、石片で小麦の粒をすりつぶし、粗く粉にしたものに水を加え、焼いて食べたといわれています。これがパンの始まりというわけです。
小麦は、紀元前2000年にインド、中国に渡り、日本へは4〜5世紀に伝来したとされています。弥生時代の遺跡からは、小麦や大麦が栽培され、食べられていたことが確認されています。

小麦粉の種類

あれも、これも、小麦粉です。

小麦粉は、タンパク質の含有量により<強力粉><準強力粉><中力粉><薄力粉>に分類されます。
このように同じ小麦粉でも、種類の違う小麦粉を使えば、様々なめんなどに生まれ変わるのです。
種類 タンパク質含有量 主な用途
強力粉 12.0%以上 そばのつなぎ粉、パン
準強力粉 11.0〜12.0%程度 ラーメン、焼そば
中力粉 8.0〜10.0程度 うどん
薄力粉 7.0%程度 天ぷら、お菓子
その他、マカロニ、スパゲティ専用粉でデュラム小麦があります。

おいしいうどんは、とても科学的!

小麦粉からおいしいうどんへ

■うどんの原料は・・・
小麦粉と水の超シンプルな組み合わせです。

■小麦粉の構成は・・・
デンプンとタンパク(グルテン)です。

■おいしいうどんの誕生 そのポイントは・・・
→1.小麦粉に水を加える(水回し)
  グルテンは粘りを出し、デンプンは水に溶けずに粒子となります。
→2.よくこねる(めんの組織形成)
  グルテンは、細かい網目構造を形成してデンプン粒を包み込みます。
→3.ゆでる(デンプンのα化)
  熱を加えるとデンプンは、水を吸収して膨らみます。(α化現象)
  茹であげたうどんがもっちりとしているのは、膨らんだデンプンを噛んだときの食感です。

小麦粉のこばなし

「うどん粉」と「メリケン粉」、どう違うの?

昔、日本で採れた小麦粉から挽いた粉は、うどんやそうめんに加工されていたので、「うどん粉」と呼ばれていました。 明治時代になると、パンの原料としてアメリカの小麦が輸入されるようになり、「アメリカ製の小麦粉」を意味する「メリケン粉」と呼び、区別されるようになりました。

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